こんにちは、みさです。
前回に引き続き、洗面化粧台のアイ工務店の標準仕様とオプションの見積もりを書いていきたいと思います。
最終的な見積もりが出たので追記しています!
選べるメーカーは3つ
アイ工務店のお風呂はリクシル・TOTO・タカラスタンダードの3社から選ぶことが出来ます。
洗面化粧台について、リクシルは規格を絞った業者向け製品で、一般の商品よりも安く納品できるものだと聞きました。
キッチンとお風呂はこだわって、洗面所やトイレは規格品で安く抑える。
合理的な選定だと思いました。

規格を絞っているため、よく選べないオプションがありました。
一般商品に変更は可能ですが、値段も上がる可能性が高いと思われます。
TOTOとタカラスタンダードではこういった業者向け廉価製品とは聞いていないのですが、値段はあまり変わらなかったので気に入るものを選べばよいかと思います。
我が家は1階に90cmの洗面化粧台と2階に75cmの洗面所が付いています。
アイ工務店は地域ごとに仕様が決まっているため、お住まいの地域の仕様とは違う場合があります。
ご注意ください(><)
リクシル(LIXIL)の標準仕様
LIXILでのアイ工務店標準仕様はMVです。
一般商品のL.C.を元に作られたホームビルダー向け商品です。

左側が二段引き出し、右側が開き戸になっています。
扉のカラーバリエーションはハイグレードが標準のため、好きな色が選べると思います。
カウンターカラーはプレーンネオホワイトの1色です。

・クリエダーク(木目)
・クリエペール (木目)
・クリエモカ (木目)
・グロスホワイト
・ディープグレー
・パステルピンク
タオルかけは標準で付きます。
リクシル(LIXIL)のオプション費用 見積もり
2階洗面化粧台 差額 +3万円
1階の洗面化粧台のみ、スリムLEDをオプションで付けました。
MVの標準のライトはこういう大きいタイプのものなんですが、これをスリムでかっこいいライトに変えるオプションになります。
標準のライト

スリムLED

見た目が変わるほか、三面鏡の裏側の収納内部のコンセントが通常1つですが2つに増えます。
旦那が1階は人が来る可能性があるので見た目にこだわりたいということと、コンセントが鏡の裏に1個増えてお得だねということで採用するつもりです。
本当は自動水栓も検討しようかと思ったのですが、MVは仕様を限定した廉価商品なので自動水栓をつけることが出来ません。
MVの元となっている商品がL.C.なのでL.C.に変更すれば自動水栓も付けられるということでしたが、値段も自動水栓分以上に上がってしまうということで自動水栓オプションは付けずに見積もりを出しました。
2階の洗面化粧台については、予算との差額で+3万円と明記されていました。
1階のスリムLED以外はすべて標準なんですけどね。

おそらく標準では大きさ90cmの洗面化粧台が1台のためか、
見積もり時に取った予算をオーバーすると標準でも差額が出てしまうんですね…
TOTOの標準仕様
TOTOの標準はオクターブです。
排水管が省スペースになっているため収納スペースを広く取れる奥ひろ収納「奥ひろし」、ボウルに傾斜がついていて一時置きエリアを確保できる設計、水栓上に物置用のスマート台が付いたり、独特な機能が目立ちます。
ただスマート台については、旦那が朝洗面台で髪を洗うことがあるので外してもらいました。
台を外す差額はありませんでした。
また、タオルかけが標準で付くようです。

TOTOのオプション費用 見積もり
扉色グレードアップ +1万円
2階洗面化粧台差額 +5万円
オクターブには鏡が前面にせり出してくるスウィング三面鏡というオプションがあります。

鏡が前面に出てくるので化粧がしやすいですし、このオプションをつけると鏡部分を両側から開けられるようになります。
またスウィング三面鏡はスリムでかっこいいタイプのワイドLEDのオプションが必須なので、ワイドLEDの代金も含まれているのかなと思います。
1Fの洗面台を水栓上の台がないタイプにしたところ、このタイプの水栓にすると自動水栓はつけられないということでした。
通常バージョンで自動水栓のオプションを付けた見積もりお願いしたはずなんだけど値段載ってない…?(^-^;)
扉色についてはグレードを1つ上にあげた場合になります。
1階をカラーボックス的な白から鏡面の板に変えたかったので見積もりに入れてもらっています。
タカラスタンダード の標準仕様
タカラスタンダードの標準はElicio(エリシオ)です。
全ての面材が標準で選べるので、高級感のある仕上がりになりやすいと感じました。

タカラスタンダードのオプション費用 見積もり
自動水栓 +4万円
吊戸棚 +2万円
引手のカラーをブラックに変更 +3500円
レール引手用タオルハンガー +900円
2階洗面化粧台差額 +4万円
吊戸棚のオプションは約2万円程度かかるので、外すことにしました。
引き手のカラーも強いこだわりもなかったので外してもらいます。(・ω・;)
3500円くらいで理想の洗面所に近づけるなら、アリなのかもしれませんね。
各社共通の機能

各メーカーで特に差はないけど便利な機能についてまとめたよ
- 水栓が壁、もしくはボウルの上部から出ている
水がボウルと水栓の継ぎ目をつたわないので清潔を保てます!
温度や水量を変えるレバーも壁か上部についているので同じく汚れません。
- 排水溝のフランジがない
- シャワーホースが付いている
- 鏡が三面鏡として使える
各メーカーの機能比較

各メーカーで差が出た点についてまとめてみました。
ボウルの形状
写真を撮り逃してしまったのですが…
私達は形状によって洗面台選ぶということはなかったのですが、各社形がそれぞれ違っていました。
自動水栓オプションの違い
自動水栓については、各社差が出たオプションかなと思います。
LIXIL:自動水栓不可
TOTO:水栓上の物置台が必須となる
タカラスタンダード:制限なし
うちの場合は洗面台で頭を洗えることと自動水栓を条件にすると、タカラスタンダード一択になってしまうのですよね…
まだ自動水栓をつけるかどうかは決められていないのですが…
見積もりが来たら、差額についても検討してみたいと思います><
排水溝・ヘアキャッチャーの違い
ここも差がでたポイントかなと思います。
LIXIL>TOTO>>タカラスタンダードの順番で掃除がしやすそうだなと思いました。
フランジについてはすべてのメーカーついていませんでしたが、ヘアキャッチャーの形状が各社違っていました。
LIXILはヘアキャッチャーの形が大きく傾斜があるため、髪の毛が下に溜まっても上の穴から水が流れることが出来て詰まりにくそうです。

また、栓をつなぐスティックも短いです。


一方、TOTOはスティックが短くはなっているものの、ヘアキャッチャーの傾斜は少ないです。

タカラスタンダードが賃貸などのヘアキャッチャーに一番似ているかなと思いました。


スティックも長いし、ヘアキャッチャーが小さいのでごみが取りにくそうです。
とはいえ、ヘアキャッチャーは汚れやすく定期的なお掃除が必要になります。
最近はステンレスのパンチングされたごみ受けに交換するのも流行ってるみたいなので、最初から交換するつもりだよという人は気にしなくてもいいのかもしれません。

ごみが丸見えになるので、うちは検討中ですが…
LIXILのヘアキャッチャーでも汚れがたまりやすいと感じている人はいるようなので、いっそ交換してしまうのは一つの手だと思います。
水が溜められなくなるので、定期的にお子さんが上履きや筆を洗ったりする年代だと標準の栓の方が使いやすいかもしれませんね。
扉材の違いについて
標準の面材はタカラスタンダード>LIXIL>TOTOの順に良いです。
うちは1階については白の面材を希望しているのですが、見た目の高級感は大きく違うように感じました。
木目だったら気にならなかったので、色にもよると思います。
LIXILについてはハイグレードのオレフィンシートの面材が使用可能です。
ただ、シート材のフチがみえるというか個人的には安っぽいなーと感じてしまいました。(^^;)
ちょうどショールームの洗面台に背の高い収納が付いていたので、より目についてしまったのはあると思います。
ただ、MVにはこれよりグレードの高い面材はカタログには載っていませんでした。
タカラスタンダードはアイ工務店であればすべての面材が選べるので高圧メラミン化粧板も標準で選べます。

わかりにくいと思いますが、高級感があって素敵でしたよ。
TOTOについては標準はミドルクラスの面材を選ぶことが出来ました。
ただパナシェホワイトとパナシェアクアはDAPコート材でそれ以外はメラミン化粧板となっています。
旦那曰く、カラーボックスの白みたいで嫌だということでした。(・ω・)ノ
TOTOでハイクラスの面材に変えると定価で+2万円、私の地域では+1万円でしたので、TOTOが気に入ればオプションにする価値はあると思いました。
キッチンの面材とかだと10万とか大きく違いますからね…(X_X)
かなりお買い得な部類だと思います。
ボウル下の収納スペースの違い
TOTOとタカラスタンダードは2段引き出しが標準ですが、LIXILは2段引き出し+開きになっています。
開きの収納も奥まで使用できるメリットもあるし私はさほど気にしなかったのですが、もし気になる方は注意です。
三面鏡の裏の収納スペース
ここも少し違いがありました。
LIXILは中央スペースも左右に分かれて、好きな高さに調整できるのでかなり収納力があります。
スリムLEDの場合のコンセントの数は内側2つ、外側1つです。

TOTOもLIXILに似た感じの中央も可動式の内部収納ですね。
LIXILとは違い中央部は左右には分かれておらず、高さのみを変えられるので使いやすそうです。
洗髪の関係で早々に候補から外してしまったので、写真がありません。すみません(^^;)

タカラスタンダードでは真ん中の収納スペースは固定となっていますが、基礎化粧品などのボトル類を置くことが多いのでさほど困ることはないかなと思いました。
中央のスペースが大きいので電動歯ブラシやドライヤーなどの大物は置きやすそうです。
あとは両脇の可動タイプの棚がクリアなので、少し高級感があるかなと思います。
スリムLEDの場合のコンセントの数は内側2つ、外側2つです。

タオルかけの有無
LIXILとTOTOは標準で付いています。
でも、ここは後から自分でもつけられますし、あまり気にしなくてもいいと思います。
まとめ
私達はLIXILのヘアキャッチャーの形状とショールームでの案内がとても気に入ってLIXILを選択するつもりでしたが、タカラスタンダードであれば自動水栓が付けられることと面材のグレードが上がることに気が付いて最後の最後で迷っていますw
→2021/10/26更新
我が家では最終的にキッチンのオプションが高額になりそうなこともあり、自動水栓を外すことにしました。
1FのLEDをスリムにするオプションのみを付けた場合、タカラスタンダードの方が約1万円ほど高くなります。
タカラスタンダードの排水溝のヘアキャッチャーの形状が古い点も気になり、面材のグレードよりもお掃除が楽な方を選びたかったのでLIXILのMVを選ぶことにしました!
その他の水回り設備について
その他の水回り設備についても記事を書いていますので、よろしければ読んでみてください。
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