こんにちは。みさみさです!
今回はドラマ「両刃の斧」について書いていきたいと思います。

今回は柴田恭兵さん井浦新さんダブル主演のドラマ「両刃の斧」についての記事です!
- サスペンスが好き
- 推理小説やドラマをよく見る
- 警察もの、推理ものが好き
- 大門剛明の小説をよく読む
- シリアスなドラマをよく見る
- 最後でどんでん返しを見たい

柴田恭兵さんと井浦新さんがダブル主演の両刃の斧を見ました!

正統派推理サスペンスで面白かったです。最後はびっくりしました!
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ドラマ「両刃の斧」
2022年 全6エピソード
1話の長さ:47〜54分
- ドラマ「両刃の斧」の概要、あらすじ
- ドラマ「両刃の斧」の出演者について
- ドラマ「両刃の斧」を見た感想・見どころ
概要
「連続ドラマW 両刃の斧」は、2022年11月13日~12月18日にWOWOWで放送された全6話のサスペンスドラマ。柴田恭兵と井浦新がW主演、森義隆監督。大門剛明の小説「両刃の斧」を原作に、15年前の未解決殺人事件を巡る元刑事・柴崎(柴田)と現役刑事・川澄(井浦)の対立を描く。慟哭のミステリーが話題となりました。
- 原作:大門剛明
- 監督:森義隆
- 脚本:鈴木謙一
- 音楽:大間々昂
あらすじ
刑事・柴崎(柴田恭兵)の長女が刺殺され、事件は迷宮入りとなる。
15年後再捜査がはじまり、事件を洗いなおすなかで犯人と目される男の身元を特定。
一方、独自に真相を追い続ける柴崎にある「疑惑」がふりかかる・・・
登場人物・キャスト
柴崎佐千夫/柴田恭兵
元神奈川県警捜査一課 刑事。
15年前の事件で娘を失う。引退後は静かな余生を送っている。
川澄成克/井浦新
柴崎家とは家族ぐるみで付き合いのある刑事。
15年前の未解決事件の再捜査に加わり、事件の真相を追うが・・・
その他の登場人物・キャスト
柴崎三輪子/風吹ジュン
佐千夫の妻。病気のため入院中
川澄多映子/高岡早紀
成克の妻。
川澄日葵/奈緒
成克の娘。所轄の警察官
山田太士/坂東龍汰
県警本部 巡査部長で日葵の婚約者
沢木美織/高橋メアリージュン
県警捜査一課専従捜査班 刑事で科捜研出身
今回は周りを固める出演者も豪華で演技派な方ばかりな印象。ここに名前をあげている中では、個人的に高橋メアリージュンさんと坂東龍汰さんの演技が良かったですねー。
高橋メアリージュンさん出演のドラマ「スカイキャッスル」の記事はこちらから。
風吹ジュンさん出演のドラマ「0.5の男」の記事はこちらから。
感想・見どころ
ドラマ「両刃の斧」おもしろかったです!!
1話50分前後のドラマでしたが1〜5話まで一気見。最終話は次の日のお楽しみにとっておいて、実質2日で見終わりました。
正直なんの前情報もなく、ましてやこんなドラマがあるなんて知らない中「あ、これ多分好みだし面白そう・・」という、ある種の「感」で見始めたらドハマリしましたねー。
ここ最近の中で見た刑事モノ、推理モノのドラマの中で一番面白かったかも!!
「話がおもしろい」というのももちろんなんですが、何と言っても配役と言うか・・皆さん演技がうまいし役どころの「浮いた感」がないんですよね、ピッタリ役におさまってる感じなんです。
と言っても、ここは私の個人的な感想なので、もしかしたら先に小説を読んでいる人だと「これじゃない感」を感じたりするのかもしれません。
そこはひとまず実際見て見てください・・
さて、ここからは実際にドラマ「両刃の斧」を見終わっての感想を、今回は「ネタバレなし」で書いていきます。いくつかの見どころポイント、個人的に気になったポイントも書いていきます!!
柴田恭兵さんはじめ出演者の演技力が素晴らしい!
みなさん、いきなりですが「柴田恭兵さんのイメージ」ってどんな感じですか?
私は・・・
柴田恭兵さんと言えば「あぶない刑事」のイメージ
そうなんです。やっぱり柴田恭兵さんと聞くと「あぶない刑事」が頭によぎるんですよ・・あの軽快な音楽とともに、ちょっとスカした感じでキザでお茶目な、あのイメージです(笑)
今回はシリアスものなのはわかっていて見始めたんですが・・
正直ちょっと失礼なんですけど「柴田恭兵さんがこんな迫真の演技ができるなんて思わなかった!」と言う感想がまず最初に来ました・・(ゴメンナサイ)
過去に演じた役柄のイメージって怖いですよねー。
被害者の会で思いを語る演技が素晴らしい!
柴田恭兵さん演じる柴崎は、基本的に穏やかでいわゆる「できた人間」感のある役柄。ですが、犯罪の被害者が集まり、それぞれのつらい胸の内を話す「被害者の会」では、今まで抑え込んでいた思いが静かに爆発するかのような演技が凄まじく良かったです!!
やり場のない怒り、どう扱っていいのかわからない自分の負の感情、抑えているのに溢れ出てしまう感情の演技に見入ってしましました・・
柴田恭兵さん=あぶない刑事、の印象の方、ぜひ見ていただきたい!イメージ変わります!!
よくある刑事モノでは終わらないまさかの結末
推理モノ、サスペンスドラマ、刑事ドラマや映画・・
犯人探しをしながら皆さん見ると思いますが、この「両刃の斧」に至ってはおそらく結末の予想は不可能ではないかなと思います・・
両刃の斧の結末は予測が難しい
仮に「誰が」犯人かまではわかったとしても、動機や理由のついては完全に予測不能だと思います。
なので今回はネタバレ要素ゼロで書いて行きたいと思いますので、両刃の斧のネタバレや最後どうなったのかを期待して来た皆さんはゴメンナサイ・・
疑わしい人物はたくさんいる
さて、本題に戻ります。
推理モノ、サスペンス、刑事モノなので当たり前のように「疑わしい人物」はぶっちゃけたくさんいます。
それぞれ動機になりそうな理由も抱えています。
ドラマなので「あ、あのシーンなんか違和感あったな」とか「この表情怪しいな」とか、様々な要素が散りばめられています。
最後に「ああああああああ、あのシーン、ああああああああ!」となります(笑)
そこでいままで散りばめられていた伏線が一気に回収されるわけですが、そこで思ったことがこれ。
秀逸ってこういうことなのか!
「誰が犯人だったのか」については賛否両論ありそうではあります。
が、そこに至るまでの伏線の適度な散りばめ方、回収後の「スッキリ感」がとっても良かったのは確か。
「だからか〜」となるわけです。理由がわかるって気持ちいいんですよ(笑)
その小さな伏線回収が重なって超スッキリ終われるわけなんですね!
ただ・・伏線回収についてはキッチリ回収できてスッキリはするんですが・・後味と言うか、悲しい何かが残ります・・
幸せになるために生きている。
ドラマの中でこんなセリフがありました。
「正しさのために生きてるわけじゃない、幸せになるために生きている」
このドラマの中にいる「家族」はみんな幸せになるために生きているんですよね。犯人を探す、理由を知る、見つけてよかったのか?
最後色々な感情が出てくると思います。「悲しい」「つらい」「なんで」などなど・・
そんな中、私性格悪いのかな?と思ったことがひとつありまして・・それが「なぜ天国に行けると思っているのか?」なんです。これ、ドラマを見た方には通じると思います。
ドラマ「両刃の斧」を見た皆さん、これどう思います?
まとめ
柴田恭兵・井浦新ダブル主演のドラマ「両刃の斧」。
幸せになるために生きているふたつの家族と事件の真相・・ここ最近見た刑事モノの中で私は一番面白かったです!!
- 柴田恭兵さんはじめ出演者の演技力が素晴らしい!
- よくある刑事モノでは終わらないまさかの結末
- 伏線回収が秀逸
- 原作未読でも楽しめる
原作未読、前情報一切なしの私でも楽しめましたので、ちょっとでも気になった方はぜひ見てみてくださいね!ドラマを見たあとで原作を読むのも面白いかもしれませんね。